TECHNICAL INFORMATION

建設コンサルタント部門

 都市計画

地域景観及びユニバーサルデザインに配慮した駅前広場設計

業務の概要
当該業務は、JR駅西口の駅前広場の整備に伴う駅前広場詳細設計A=2,500m2であります。この駅は、市南部に所在するJRの駅で、巨人軍がキャンプシーズンに在駐することで有名なスタジアムへのアクセスが最もよいということから、そのシーズンには多くの利用客で賑わう駅であります。
技術的な特徴
すべての人にやさしく、使いやすいデザイン、かつ地域の活性化などの付加価値を生み出すための、交通アメニティを活用した地域づくりについて最良な提案を行います。  
駅広場は、(1)市民・地域の情景や観光資産等 (2)地域ならではの特徴 (3)運営・ライフサイクルコストなど財政状況等を十分織り込み、その地域に最も相応しいデザイン整備をすることが重要です。 特に以下のような技術ポイントにより、駅前広場の景観デザイン(修景施設・バスシェルター・街具・植樹等)を提供いたします。
技術的な特徴

1.景観検討
(多様な関係者への早期合意を想定したCG等によるビジュアルな資料作成)

 景観デザイン検討において、その地域・風土に合うデザインを織り込み、さらに解り易く視覚に訴えるCG(コンピュータ画像・模型・パース等)により、多様な関係者への早期合意と効率的な説明を行います。  当該地区は、日本神話に語られる木花之佐久耶毘売(このはなのさくやひめ)に由来するものであり、その基本のコンセプトならった景観デザインを行うとともに、駅西側からの鳥瞰図によりその完成予想図を提案いたしました。


2.景観構成に根拠(数値)を示した提案
 マンセル色彩指標・景観構成(縦横比(D/H比)・距離高さ比(D/L比)等)など、数値をもって提案し、現実・再現性を持った根拠ある景観デザイン提案をします。

3.地域らしさの提案  景観や人文・要望調査等から、地域ならではの景観や市民情景に映える景観素材を育み、愛され大切にされる“啓発協働”の効果も期待する「地域らしさの景観」を提案します。 当該工区でも、県内のシラスを利用した環境に優しい舗装材(レンガ)を利用するなど当地ならではの素材利用に着目した施設の提案もおこなっています。

宅地造成事業において浸透施設併用調整池を用いた洪水調整の一例

業務の概要

本業務は、標高174m程度のシラス台地上の畑地地帯において、開発面積約2haの住宅団地設計を行ったものです。 開発に伴い、雨水流出増抑制施設の設置が必要となり、土地利用面積を確保するため、調整池と貯留浸透側溝の併用による施設の提案、設計を行いました。



技術的な特徴

洪水流出増抑制施設の計画にあたり、流出先水路の断面がU300程度であり流下能力が小さいこと、流出高の関係で水深が確保できないことにより、0.9ha程度の調整池面積が必要となっておりました。 このままでは事業として成り立たないことから、浸透試験を実施し、調整池と併用した貯留浸透施設の計画を行っております。具体的には以下の提案を行っております。  
地区から下流河川までの開発に伴う比流量を算出すると、U300部がネック断面となることから、その水路約L=150mをU600に改修することで、比流量の向上を図ることとしております。  比流量の向上を図った結果、地区内での必要貯留量は低くなりますが、それでもA=4000m2程度は面積が必要となりますので、調整池のみの対応ではなく、道路側溝を利用した貯留浸透施設付の側溝延長約L=410mの採用を提案しました。この結果、調整池面積はA=1000m2程度となり、土地の有効活用が可能となりました。